活動休止、ということ。

やっと落ち着いて書ける気がする。
どうしても自分の中で気持ちの整理がなかなかつかなくってね。

ここ数日、常に身内の皆さんに話を聞いてもらって
また、聞いたりして
どうにか自分の中では幾分か落ち着いてきた気がする。


発表があった朝
まさかと思ってわたおんサイトをみに行ったらね。

はっきり言って、意味がわからなかった。
今でもあの文章は理解に苦しむけど。
(私の読解力がないのもあるけど。)



あの文だけでね、
本当にもう私はなんだろうって。
ああ
もう終わりなのかって思ったの。

子どもの頃
雑誌の「休刊」って本当に休むだけだと思ってたのね。
けど、実際「休む」なんて言葉だけで実質的には「廃刊」なんだよね。

それはグループの活動における「休止」と「解散」とほとんど同じで。
結局のところ、「これで終わり」といいたくないだけでそう都合よく言葉を使ってるだけなのだと。

結局のところ、「優しい嘘」なんだと。


そう思ったり
どうも何がおこっているのかわからなくって
混乱して、気が動転して
あまり当日は記憶がない。

とにかく、終わりなんだ。
もう終わりなんだって。
そう思うとこれまでのことが走馬灯のように。ね。
(大げさかもしれないけど、こういろんなことを振り返ったりしたわけです。)


思わず「最後だから。」
って言葉を使っちゃって嫌だった。
最後じゃないもん。って。
あくまで休みなんだって。
自分に言い聞かせてた。


翌日、
重い気持ちを引きずったまま
むしろ、辛気くささ120%のまま
仕事に向かい
勢いで仕事をこなし
というか、実はこの数日仕事も立て込んでいて
それを必死で乗り越えて

そうしたら一斉にブログ更新メール。
一斉だもん、明らかに事務所経由なのはわかってた。
いろいろ計算の上なんだっていうのもわかってた。

それでもメンバーの言葉は聞かなかったから
どう考えてるのか、とかどうしたいのかとか
少し理解できた。気がする。


「これで終わりじゃなくって、それをふまえた上での決断なんだ」
というように私には思えたんだ。

なにより
「活動休止の間も、どうかどうか見守ってほしい」
という加藤さんの言葉で思わず涙ぐんだ。


現実を受け入れた
というか

このグループがとても好きなのだと。

そして、ファンのことを思っていてくれているということ。

そういうのが、本人の言葉で綴られていたので
私もいろいろ考えた。
というか
考えられるようになってきた。


終わりじゃなくって、あくまで休止なんだよって。
その言葉を事務的な言葉じゃなくって、自身らの言葉で書かれているのはいろいろと安心することがあった。
「これで終わりじゃないよ。」って
そう言ってる気がしたんだ。


みんなと話してて思ったりしたんだけど
なんとなく、ここ数ヶ月でさえ伏線はいろいろあったように思うの。
挙げだしたらキリがないんだけど。

10周年というこの記念すべき年のはじめにこの発表をすること。
簡単な決断じゃなかったはず。

ただいつものように迎えるか。
もちろんそのほうが楽に決まってる。
そしてファンである私たちもこんな辛い、悲しい気持ちにならなくてすんだのはわかりきってる。

このままでいいのか?
ってこと。

いま思えばNon Stop Hourが新しいことに挑戦し続けてた形だと思うし。
もちろんそれが個人的によかったかっていえば別だけど。

ただでさえ、音楽業界は変化が激しいらしくって。
その世界で仕事をする友達曰く、いまもてはやされてるグループでさえ「春までブームもつか?」って。


あえて、ハードルや試練の多いほうを選んだ。
リスクだって高い。

でもそれは個人個人で向き合う期間なのだと。
それぞれの身につけたものを持ち寄って、これまでにないものを作り上げていくんだって。

それに向けて、
滞ることなく
できることをしていってほしいっておもう。

個性のあるメンバーだもん。
きっと各方面でこれまでにないものを得てくれるはず。


ネガティブにわたしも考えるのはやめた。
期待しよう。
彼らの活動に。
さらに発展するための通過点なのだと。
そして、「一旦休止」という言葉を信じる。
というか、信じるしかないのだもんね。




ここ数日
みんなと話してて、気持ちの整理ができた。
一人でもやもやしてめそめそするところだった。
みんな、みんなありがとう。

「彼らが決めたことだもん。見守ってあげようよ。」

私も同じ気持ち。

もちろん、次のライブは全力で楽しむ。
笑って、泣いて、感動する。
そのつもりでいく。